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西尾維新蕩れな高校生のブログです。

傾物語 感想

“変わらないものなどないというのなら――運命にも変わってもらうとしよう”
迷子の小学生・八九寺真宵(はちくじまよい)。阿良々木暦(あららぎこよみ)が彼女のために犯す、取り返しのつかない過ちとは――!?
<物語>史上最強の2人組(ツーマンセル)が“運命”という名の戦場に挑む!
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
君の影、探してまよう帰り道。      
          
(講談社BOOK倶楽部より)



これはあれですか、SF小説ですか。
いや~ビックリしましたよ。
時間移動とはね。
さすが元伝説の吸血。
引退してもまだ現役を超える力を持っているとは。
それに新キャラの登場だったりと、今までとは少し違った物語でした。

イメージとしては、傷物語に近いものがありました。
登場人物としてはほぼ阿良々木と忍でしたし。
忍野忍と阿良々木暦の信頼関係というかなんというかの2人の関係性が今回大きく描かれているので。

シリアスとギャグが混雑していて、猫物語(白)の面白さとは違い、従来の物語シリーズの面白さです。
また、いくつかの次回への伏線もあったりして、
しかもそれ自体がしっかりと今巻にとっても意味のあるものになっているのがすごい。

では、細かい内容の感想に移っていくとしましょう。


新キャラ、忍野扇。
あの忍野メメの姪ということ。
今回の話には直接関与はしてきませんでしたが、
何やら思わせぶりな言葉を残して行きました。

2代目忍野となるのか、また違ったキャラになっていくのか。
次の登場が楽しみです。


「阿良々木暦(あららぎこよみ)が彼女のために犯す、取り返しのつかない過ちとは――!?」

これがこの傾物語のうたい文句だったわけですが、
阿良々木がまさか人一人(幽霊ですか?)のために世界を巻き込んでのとんでもない過ちを犯すとは、
思いもしませんでした。

しかし、よく考えると阿良々木は自分が今いる時間軸では何にもしていないんですよね。
結局別の時間軸、並行世界での世界の崩壊の要因を作ったにすぎなかった。
それも忍野の言わせれば些細なことでしかなかったと。
そして世界の崩壊をすれすれのところで阻止した。

そこの世界の人からすれば多大なる迷惑ですよ(笑)

こう言っちゃあれですけど、なんだか自作自演のような、
一人で空回りしていただけのような気がしないでもないですが。

それでもやっぱり阿良々木はカッコイイと思うんですよ。
真宵のための行動を真宵の知らないところでする。
これってなかなかできないですよね。
偽物語(下)のときもこんな感じでしたが、『漢』って感じがします。

真宵がに与えてる影響は大きいものがあったんですね。
崩壊した世界としなかった世界の違いは、阿良々木が忍に助けを求める事が出来たか出来なかったか。
そして、その違いは真宵がいるかいないか。
真宵との会話の中で阿良々木は知らず知らずのうちに、良い方向へと変化していった。
意味の無い無駄話に思えて、世界を揺るがすような意味があの会話にはあったんですね。
(本当に癒されてるんだな~)

そんなことを言ってしまうと、
戦場ヶ原も神原も千石も、もちろん羽川や忍野、火憐に月火。
誰かが欠けてもいけないんですよね。
人は生きているだけでその影響力は絶大です。

運命を傾ける事が可能なほど大きい存在である、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードのなれの果てである忍野忍と、その眷属である阿良々木暦。

彼の周りにいる人たちは気が気じゃないでしょう。
「あんなことが世界をあんなことにしてしまうなんて・・・。」みたいな。


「予想を裏切り、期待を裏切らない。」

これはAmazonレビューでの『lime』さんの言葉なんですけど、まさにこの言葉通りです。

想を裏切ったとは、真宵が全然登場してこないという事。
期待を裏切らないとは、面白い事。

この一言に尽きます。


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